影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
優しいコメントは大歓迎です。
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殿下乗合事件
 伊豆では、頼朝は傷心に日々
政子さんとの仲は、全然進展していない様子

清盛は、福原で政をおこなってます
着々と布石を押さえているみたい
奥州の藤原秀衡へも、官位を与えたようです
関係ないのですが、秀衡役が、京本正樹さん、なんで。と個人的に突っ込んだ

この回は、重盛に脚光が当たっているようでした
真に優れた政治家であった重盛は、愛妻家でもあったようで、
妻の経子さんとのやりとりでは、心がほんわかしましたね

重盛の嫡男資盛と摂政基房の車で衝突がありました
難しい政治問題が発生です
重盛は、非は資盛にあるとする
正しい政治を行おうとします

時忠は、正しすぎるのは、間違いなのだと、清盛に物申しました
実に深い言葉ですねえ

法皇が、宋人と謁見をしました
貴族の間では、衝撃があったようですが
それを、重盛への侮蔑の方向へ向かおうとしてます
そこのところは、昨今の日中関係みたいですねえ
重盛が、日本そのものみたいです

基房一行が教われました
翌日の殿中では、重盛が、貴族たちから恐れられている様子

重盛は、夜一人になると、泣き崩れる
ここで、経子さんが、宥めようとします
ここで、BGMは、遊びやせんの歌
これは、初期の回で、鳥羽上皇が、道に迷った観のあるときと同じ効果がありますねえ


鳥羽では、頼朝の周りに、序々に血気盛んな人が集まりだしているみたい
人形たちの夢 前編
 水鏡希人       電撃文庫


本屋に行ってみると、水鏡先生の新作が出てた

この本の内容は、アマゾンでのレビューでは

エオノーラは苛立っていた。上手いこと依頼を引き受けたと思っていたら、姉の頼みとかでとんだ厄介者がルシャまでついてきていたからだ。お目付け役の記者兼作家のミュンを疎ましく思いながらもやってきた依頼主の屋敷で、エオノーラは数多の不気味な人形と、自らをアルタシアと名乗った不思議な少女に会う。こうして、彼女達は切れて漂うばかりだった幾つもの運命の糸に巻き込まれていく

だそうです
アルタシアちゃんが持っている人形を想起すると、数年前のアニメの「極上生徒会」のブッチャンを思い出した
ヒロインのエオノーラさんがやる気なんですが、少し痛い人で、敵役でもある相棒のミュンさんの助けを必要としている訳ですな
この本の前作をまだ読んでいないのに気がついた、読まないといろいろ不都合ですね
今度読んでみましょう
 
巨人の影
 台風がやって来てますので、テレビが途中で見えなくなったりしてます

最初は、牛若丸が登場してます。
美少年になってますし、感じの良い青年みたいです

一方、清盛さんは、福原にいるみたい

滋子さんは、益々奇抜ないでたちになってます
建春院門さまになりました

餅はつかないと食えぬ
福原で、どんどん新しいことを始めようとしてます


伊豆では、頼朝が政子さんに捕まえられました
もののけと間違った模様。
そんなアホな
北条時政は、二度と会わないように釘をさしました


後白河院は出家。
延暦寺ではなく園城寺で行った
正直、どうでも良いですなあ


強訴が起こってしまいました
清盛さんは、強訴を政治利用しようとしてます
後白河院の懇願うぃ清盛は聞かなかった
重盛の妻経子の兄成親は流罪になりました
これは、フェイクでした
変わりに、時忠が流罪になりました

清盛が京に現れました
比叡山に登るとうそぶいてます
どうやら、清盛の勝利のようです
時忠も戻されました

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 11
伏見つかさ        電撃文庫


11巻目を読んだ。
まず感心したのは、11巻にもなっても、まだ整合性のある話が綴られていることですね。
これだけ書きついでも、足りないピースを埋めるような話を構築できているのは、作者の只ならな力量のなせることなんでしょう。
ただし、完成度の高い話になってしまっているので、この一冊だけを読んでも、楽しめることはなくなってしまっているとも言えるかも。
高坂兄妹の性格が、物語の現在と真逆くらいに変わってしまっていますしね
その性格の変転があった事件が、この巻の話なんだけど、中学生の京介さんは、頑張り過ぎるくらいの熱血漢であり、自分が只者じゃないと自惚れてしまっているのですが、そこはそれとして、魅力的な人物であるとも言えます
現在のもてもての状況の下地は、やはりあったのだと言えるのですが、京介さんにとっては、麻奈実さんの存在も大きいのだとも納得できます

この物語の人が惹かれるという行為は、只の色恋の次元を超えてしまっていて、レゾンデーテルにもなっています。必要不可欠の存在にお互いになってしまっている気がします
なので、ぶつかり合いの熾烈でありますし、最終巻の次巻での激しい展開への予兆は、最後で見て取れます
自分などは、おいおいどうするのだとおも思うのですが、ここにきて伸びてきた、依然から京介氏にとっては、大きな存在の麻奈実さんが指しきりそうな気がしてきた
何を指しきるのか、自分でも良く分からないのですけどね
学校のセンセイ
 飛鳥井千砂         ポプラ社


少し前、NHKBSで放送していた週間ブックレビューで、飛鳥井先生の本が、人気だと知った。
全く知らない人でしたので、その時興味を覚えて、3.4冊本屋で纏めて買ってみた
ですが、裏表紙の紹介で、自分には、そんなに興味を覚えそうなものではなかったので、そのまま積んでしまった。

この本は、その中では、自分には多少は興味を持てそうでしたので、読み始めてみた。
面白かったですね
即、引き込まれて読み通してしまいました

どこが、、面白いというと、主人公のやる気のなさそうな教師の心情の機微が赤裸々に語られているところなんですが、知らずに熱血になっていて、周辺の生徒や、同僚教師、怪しい隣人、腐れ縁の女友達に振り回されるのを、淡々とこなしていくところですね
淡々とこなすというとおかしいのかも知れないのですが、最善の策をどう処していくという判断は、なかなかのもので、波風を出来るだけ立てずにこなしていく手腕は、なかなかのものだ。と自分なんかは、えらい、と思ってしまうのですが、これから、どうなっていくのか、主人公は、誰と結ばれるのか、謎のまま物語りは、終わってしまいます

自分は、中川さん、小枝さん、永野先生、優花さん、魅力的な女性に囲まれて羨ましい限りですなあ。苦労も大したことないじゃん
と思うのですけど、どうなんでしょうねえ


・ 「桐原〜。永野、風邪ってマジで?ヤリすぎで腰痛とかじゃないの?それがヤったまま、裸で寝てたら風邪ひいたとかさぁ

最近の生徒は、教師にこんなことを言ってしまうのだと、感慨深く感じた


「なんか、“俺らイマドキです。ちょっと悪いこととかも余裕でしちゃいます”みたいな、無理してる感があって、ださいです

隣人の小枝さんの高校生の恋人の涼くんのことば
この言葉も考えさせられました
その後の桐原先生の言葉も納得

「俺らのときもいたよ、そういうヤツらは、わざと見つかるような場所とか、制服でタバコを吸ったりとかするんだよな

いましたね、そういう人
この本は、言葉のキャッチボールが楽しいし、今を感じさせます

わが都、福原
 清盛さんは、出家しました
坊主になっちゃった


伊豆では、北条政子さんが登場
とんだ、跳ね返りです。
ここは斬新ですなあ
失意の頼朝さんは、無気力な毎日を過ごしてます


坊主になった清盛さんは、福原に住むと宣言。
滋子さんの子供が即位
高倉天皇の誕生です

清盛の弟の頼盛は置きこまれている模様


伊豆では、猪を背負って政子さんが登場
伊豆の方が面白いですなあ
夕日が美しい。とか言っております
頼朝は、見つかちゃいました

他いろいろあったけど、今回はもういいや


NFLが開幕
 昨今のサッカー人気で、ほとんど報道されてませんけどNFLも開幕したみたいです。
最近は、日本でのアメフト人気は下火になってまして、全然話題になってませんねえ

昨日BSでやっていた番組では、重要なことがいろいろあったのを知りました
中村選手という日系選手がいるらしい
アメリカで育ったみたいなので、日本では全然認知されていないみたいです
英語でしか、情報が入手できないのは寂しいですなあ

今シーズンは、全米の注目は、ペイトン・マニングの移籍がありました
個人的には、もうダメでしょうと思うのですが、スーパースターなのだから脚光を浴びるのは仕方ないです
自分としては、引退から49NERSニ復帰したらしい、ランディ・モスの動向が気になりますね
モスは、自分が大好き選手でして、モスがいるから今年は、49ERSを応援しようと思っているくらいです。
年だから、爆発的なスピードは、もうなくなっているのでしょうけど、なんとかスーパーボウルまで辿り着いて欲しいですね
適当に、長いパスを投げて追いついてキャッチする、アバウトさが好きでしたし、ペイトリオッツでは、スーパーに勝ちたいが為に規律あるプレーもできる姿も印象的でしたが、第42回にスーパーボウルでは、まさかの逆転負け。自分も涙しましたが、もう一度、あの舞台に勝ち上がって欲しいものです

49ERSでは、もう一人のWRの移籍選手のマニンガム選手の方が戦力になると見られてますけど、全体的に楽しみな選手が多いチームなったようですし昨シーズンが悔しい終わりだったので、今シーズンの期待値は全米で大きいでしょう
個人的には、メジャー志向ではないので、その点は、受け入れがたいのですけどね
階段途中のビッグ・ノイズ
 越谷オサム        幻冬舎文庫 


この本はもう少し前に読んでいる予定だったのですが、忙しくて遅れてしまいましたね

青春まっただ中とか、こういう時期を言うののでしょうね
廃部寸前の軽音部、集まってくる仲間、可愛い女の子
期待したくなる要素が詰まってまして、予定調和の世界を満喫できるとは言えますね

現実世界では、そういう風に進んでいかないのですが、その原因は、人間関係が主原因なんですが、この小説では、反対する先生でも、究極的には、理解があるのでしょうし、しらけた目の周りの生徒も、完全に敵対関係であるとは言えないのでしょう

そういう風に言ってしまえばドラマが成り立たないじゃん

なんですが、なんとか暑い夏を乗り切った充実感は、読んでいて自分もいありましたね
やれやれ、「田校マニア」(文化祭)まで辿り着いた。
彼らの夏は、この後も終わっておらず、その輝きは眩しいですなあ
白河院に伝言
 清盛危篤のニュースは全国に伝わった
伊豆にもね

貴族たちは、生き生きとしてます

後白河院は、出来物に患ってまして、清盛の危篤のニュースを受ける
受け取り方は、複雑みたいです

清盛は、黄泉の世界を漂っている模様
清盛の母と白河院が出てきました

いろいろな思惑がある模様
時忠は、宗盛をそそのかしてます。
それは、この後、どうなってくるのだろか

清盛は、夢の中で、白河院、祇園女御の様子を見ております
清盛の誕生は、いろんな思惑があり、それは面倒なことでした
清盛の母の舞子さんは、堕胎を促された。
それを嫌がり逃亡。
そこに清盛の父、忠盛が救った。
この話は、最初の頃の話の復習ですよね

後白河院の出来物は、双六のさいのみたいとのこと

清盛は、夢の中で、祇園女御のあそびやせんの歌を聞いております
贅沢ですなあ
父、母のいきさつにも、触れている模様
母の死にも遭遇
そこで、直接、白河院と清盛は、対話をすることに
「清盛は、その後の歴史を白河院に説明
私を駆り立てるのは、もののけの血では、ありません」
「そちは、まだ知らない、登りきった後の景色を」
サイコロをふってみると。どうなる
「私はあなた様を追い越してみせます」

ここで、生き返った。

後白河院も心配していた模様
「この死にぞこないが」
だって

一方伊豆では、頼朝さんは、悶々と過ごしていたのですが
そこに、野生児のような政子さんが現れる模様