影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
優しいコメントは大歓迎です。
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開幕戦 巨人対ヤクルト
 途切れ途切れですが、プロ野球の開幕戦巨人対ヤクルトを見た

個人としては、巨人ファンではないのですが、巨人軍のキャンプ地である宮崎県民としては、二軍のみのキャンプであるヤクルトよりも、巨人を贔屓にしたいと思っております。
(私は、広島を一番応援しております)

テレビ中継では、広島の試合はなかったのですが、巨人も広島もノーヒットノーランまたは完全試合に途中まで抑えられておりました。
巨人は九回まで抑えられいました。

予告先発で、どういうことなんでしょうね
選手は明日も試合があるので、早く忘れてしまった方が良いでしょうけど、監督、コーチは猛省しなくてはいけないでしょう



コメンと有難うございます
 絹さやさんコメント有難うございます。

当ブログは、もうじき開始6年目を迎えようとしております。
ですが、ここ1年くらいは半分休眠状態です、私自身がブログをするのに飽きたこちょもあるのですが、パソコンの不調によることも大きいですね。
思い切って新しいOSを搭載した新機種を購入すれば良いのですが、壊れかけのパソコンを貰ったりしたり、格安で中古パソコンを購入して凌ごうとした結果、ここ一年何度もデーターをぶっ壊してしまいました。
貧乏症が成せる出来事で、事業自得なんですが、そういうことが何度も続くとやる気がなくなってしまうんですよね。やれやれ。
明後日新しいパソコンが届きます。
今度はドゥアルコアなんだそうで、使いやすくなるかも
  
「悪の教典」については、もっと書きたいことがありましたが、よくよく考えてみれば、そんなにやる気があって、十分辛抱強かったなら、安易な殺人に走らなくてもいいじゃん。
詰まるところかまって欲しいだけじゃんと思ってしまいましたね。

今年の大河ドラマ「平清盛」の視聴率が低く。面白くないという声を聞きますが、個人的には面白いですね
話が地味なんですが、けっこう深い内容です。悪役わんさか、放蕩者、いけない関係。裏切りもありと、陰湿な葛藤が見所ですね。
藤原頼長役の山本さんなんか、土方歳三よりも楽しそうに演じているし、雅仁親王、後の後白河天皇役の松田さんは、はまり役みたいで、責任感のない得体の知れない遊び人風を出しております。
 やっぱり役者にとっては、悪を演じるのは楽しいんですねえ


悪の教典
貴志祐介     文芸春秋


昨年か一昨年に話題になった本を読んだ。
分厚い上下巻を一気読みしてしまったわ。
面白かったのですが、読後感は良くはなかったですね。
自分の生徒を容赦なく殺害しまくる教師の話なんですが、その主人公に共感するというのなら、サイコパスそのものということになるという意味だけではなく、その教師の蓮実自身の存在そのものが、軽薄ぽいところもあるのでしょうね。

この本は、全体的に今の学校が、そこはかとない無責任な教師たちに運営されている存在で、そういう今の学校の雰囲気をそこはかとなく感じている人でないと、それなりに面白く思えないし、考えさせるところは少ないような作りになっているように思えました。
ただし、過去も現在も未来も普通の無責任な人たちに運営されてきた学校というものに、何がしかの異議を唱えても無駄であって、社会の職図として納得していくしかないのですね。
そういった中で、この本の中の生徒たちは、個性もあるし友達思いでもあるし、限界状況でもしっかり考えて行動してます
そういう熱い奴たちをサクサクと殺してカウンターを冷静に押していく教師。
そのいうなテイストを美味と言えないですねえ。

それと気になるのは、蓮実の存在のイマイチ軽薄なところも気になりますね
そこまで異端であることを自覚しているのなら、ただの高校教師としてちまちましたやりとりに心を配るのは滑稽とも言えませね。
巧みに社会に溶け込み、人人から尊敬されるのが目的なら、一層のこと熱血教師として一生を過ごした方がシンプルな結論なんだろとも思った。