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個人ブログというのは、その個人のきまぐれに左右されるものなので、仕方ないでしょうね。
できるだけ毎日更新と思ってみても、一年以上もやっていると飽きてきますわね。
それでも、やらねばならないという動機づけというものは、希薄なものなのかも知れないですね。
これが、個人日記ならば、今日起きて、飯食って、仕事に行った。
などという簡単な記事でもいいのでしょうけど、読書日記というならば、本読まないとけないから、更新できないということになりますわね
このブログにおける検索ワードのベスト5は
1、叛旗兵
2、官能小説
3、ようこそ女たいの王国へ
4、スルツカヤ 死の舞踏
5、ストライクウィッチーズ
になるみたい。
なんだかね。
というのが、自分の感想ですね。
このブログは、当初ライトノベル中心の感想記事だったはずなんですけどねえ
5のストライクウィッチーズが、かろうじてライトノベルなんでしょうけど、一冊しか感想記事書いていませんし、おそらくアニメから検索してきたみたいなんですね
それに、この記事はかなり昔に書いたものです。
1の叛旗兵は、今期の大河ドラマ「天地人」の直江兼読が出てくる小説ですね。
が、マスコミ等が描いた肯定的な直江像ではなく、ひねった小説ですね。
あの前田慶次も出てくるんですが、二人の関係は、多くの人が期待するようなものではないですね。
でも、面白い小説ですのに、再版されないのは、何らかの意図があるのでしょうかね
2の官能小説についても感慨深いですね
エロについて書くと、堅実にアクセス数を稼げるみたいですね。
でもピンクトラックバックも来るんで、余り書きたくないですね。
それと、エロとういうのは、実は無闇に広い範囲をカバーする言葉であるので、個人個人が考えるものは、雑多でありますわね。
3は、一年くらい前に書いたSF本ですね。かわいらしい表紙によって、ライトノベルと勘違いしそうですけど、どちらかといえばハーレークイン小説みたいなものでしたね。
4、については、フィギュアスケート記事ですね。
世の人のフィギュアスケートへの関心の大きさにびっくり。
こんな場末のブログまでアクセスがあるなんて
それとリンクで一番多かったのは、hono kingさんからのものが多かったですね。
hobo kingさんには感謝しなくちゃね。
何気なく手にとってみたこのマンガは、自分的には衝撃的でしたね。
同じ作者の「 ハチミツとクローバー」は、人気作ということで、以前手にとってみたこともあるのだが、その時は自分としてはピンとしなかったのだが、「3月のライオン」は、将棋の世界を描いたものということで、ちょっと興味もあったので読んでみたんですがね。
同じ将棋の世界を描いた「しおんの王」も素晴らしい作品でしたが、「3月のライオン」は、とてつもない傑作というしかないものものですね。将棋界を描いたドラマ、マンガのは、名作、傑作が多いのですが、この作品はそれらのものに、更に何かしら足すようなものがここにはありましたね。
伝統芸能、ほとんどが、世襲制が厳然とあり、目に見えない身分制が存在しており、どうぢても能力がない者でも、偉くなれるようなところがあるのに対して、将棋の世界は、実力がなければその世界にすら入ることができないという、他の社会から孤絶したルールをもった世界ではありますね。
その孤絶した世界にしか棲かを見つけることができない少年が主人公で、子供時代から大人たち、そして子供たちからも特別な存在にあり続けざるえない者の孤独を描いております。
理解してあげたくても、ほとんどの人はそういう種類の孤独は知らないのだから、接することすらできない。絶望の中で、手をさしのべてくれる人がいる。
その暖かい手、笑顔、どろんとして寝ている猫たちが、癒してくれるんですね。
自分には、何もないと思っていても、誰かがいる。
そのういう感動が、この本にありますね。
零くんの視点で、ほとんど描かれているこのマンガにおいて、学校の同級生がでてこなかったり、親戚も家族の葬儀のところしか出てこないかったりと、普通ではありませんわね。
そういう視点を追っておれば、かなり歪んでいる人物なのかも知れないですね。
でも、誰しも歪んだ自分という存在を自覚しているはずなわけであり、そういうものを強烈に意識化できるのが、若さなんだなあとも思いましたね。
年とれば、そういう歪みを自分自身が誤魔化すのが上手くなっていくんだけど。
そういう他人の歪みというものを同調し、暖かく見つめてくれる人が、この世にいるということが、この世界も悪いものではないと思わせてくれるんでしょうね。
非常に厳しい作品でもありますが、これからこの作品を読むという楽しみが出来たことが自分は嬉しく思いました。
本を読んでいないのが原因なんですけど、
それと、NHK大河ドラマのレビューもしないのも要因なのかも知れないですね。
今期の「天地人」も、原作を読んでおり、前回の「篤姫」同様に、感想記事を書こうと思っていたのだけど、書くべきことが余りないような気がするんですね
出版界では、便乗本が溢れており、直江兼続のヒーローとして捉えるようなものがほとんどみたいですね。
坂口安吾とか山田風太郎が描いたような兼続像は、世間的には受け入れられないみたいですね。
自分としては、関ヶ原以降の、上杉家安泰の為に、卑屈までに汲々した兼続に、魅力を感じ、真の男らしさを感じるのだけど、おそらくそういうようには、今回の大河ドラマでは描かれないでしょう
所詮、ドラマを見るという行為は、暇つぶしなんだから、汲々した人間の姿など見たくもないというのも分かりますけどね。
それと昨年末以来、「とめはねっ!」という漫画に夢中になってしまい、自分の中では、中国、書道ブームが吹き荒れております。同じ河合先生が書かれた「モンキーターン」も正月に全巻読破し、競艇にも熱中するようになり、わざわざ競艇のいサテライト施設まで、競艇を見に行ってもしまいました。
「モンキーターン」の簡単な感想を書こうとも思ったのですが、時期を逸してしまいました。
他、中国史関連の本の感想を書こうにも、学識の無さを曝してしまいそうで躊躇しております。
これらは、出きる範囲でぼちぼち感想記事を書いていければいいと思ったりもしています。
このブログって本当に迷走しておりますわ。
MF文庫
月見先生の前シリーズの「姫宮さんの中の人」を未だに、全部読んでいないのに、新シリーズに手を出してしまいました。
自分は、月見先生の「魔法鍵師カルナの冒険」と「桜乃きらほ」シリーズは、本当に隙なんですが、今回の新シリーズも、前回のシリーズ同様に、自分的には、微妙なものになりそうですね。
この物語の設定自体が、「涼宮ハルヒ」シリーズに似ているというか、二番煎じなんですね。
主人公のハラグロこと錦織くんが、完璧超人であり、ハルヒシリーズのきょんくんとは、全然似ていないキャラなんですが、話が進につれ、既視感があるんですね。
ヒロインのまおちゃんが、変人だし、二人の距離が微妙なのが、原因なんでしょうし、もう一人のヒロインの六道さんの存在によって、話の展開が、どうしても先が読めてしまうのですわ。
更に言えば、新世界の創造の意図も分かりずらいのも、どうなんでしょうね。
でも、翻って言えば、安定感はありますね。
まおちゃんが、全く意味不明な少女とは言えないところが、可愛いとも言えます。
このシリーズでは、そういう謎の部分は、次巻以降序々に解き明かしていくように書かれていくのかも知れないですね。
ある意味、行き当たりばったりのハルヒシリーズとは、そういうところは違っているのかも知れないです。
自分の好き度は7くらいでしょうかね
「暴風ガールズファイト」の佐々原先生の新シリーズを読んでみた。
やっぱり「暴風」は、もう出ないんだと、残念な気持はあるのですが、このシリーズも、自分的には気に入りましたね。
内容は、簡単に書いてしまうと、主人公の恵くんが、土地の守り神である水穂さまの下部として、若者をその土地に集めること、そして平和であるように動くというもなんでしょうね。
人を集めるのには、学校を統合すればいいのじゃないかということで、硬派な男子校、女子校、そして恵くんが通うノンポリな共学校が一緒にするのは、無茶なことで、平和な学園生活にはならないみたい。
その上、個性が強い、各校の生徒会役員に恵くんはタジタジになっています。
この巻は、このシリーズ全体の仕込みをしているようで、題名の恋、主人公たちの恋のあれこれは、次巻以降になりそうです。
個性豊かな登場人物を配置するのに汲々しているところもあったし、フィーリングカップル5対5なんていう、若者にはさっぱり分からないような、過去のテレビ番組を取り上げたり、更に、水穂さまの霊力によって恵くんが変身したりと、いろいろと詰め込んでいたので、重苦しい感じではありました。
でもね、個性豊かな生徒会の面々は魅力的ですね。
これからも楽しみなシリーズだと思いますね。
自分の好き度は9くらいあります。
でも、世間的にはそんなに受けない気もする物語でもあります
訪問された方有り難うございます。
このブログは、継続に自信が余り無いので、5千ヒットを区切りと考えております。
次ぎの5千にたどり着けるか、
自信がないんだなあ。
遅らばせながら、2008年度の自分のライトノベルのベスト10も書いておきますね。
順不同で
・ とある飛空士への追憶 犬村小六 ガガガ文庫
・ 暴風ガールズファイト 2 佐々原史緒 ファミ通文庫
・ さよならピアノソナタ シリーズ 杉井光 電撃文庫
・ アンゲルゼシリーズ 須賀しのぶ コバルト文庫
・ 銃姫 9 高殿円 MF文庫
・ ヤングガン・カルナバル 後夜祭 深見真 トクマノベルズ
・ ぶよぶよカルテット みかづき紅月 一迅社文庫
・ 僕の妹がこんなに可愛いわけがない 伏見つかさ 電撃文庫
・ 藤堂家はカミガカリシリーズ 高遠豹介 電撃文庫
・ もふもふっ珠枝さま! 内山靖二郎 MF文庫
「とらドラ」とか「文学少女」シリーズが入っていませんが、まあいいでしょう。
あくまで2008年に自分が気に入ったものなんですからね。
とらどら! 9 竹宮ゆゆこ 電撃文庫
積んでいた 「とらドラ!」の最新刊を読んでみた。
この物語は、どんどんシリアスな展開になっていますね。
進路の問題、恋の問題とかとか、青少年が一番切実に向き合わねばならないことを、ちょっと気性の荒い男の子と女の子が、真剣に向き合ってありますね。
真剣過ぎて、笑えないところは、マイナスではないのですが、年を取った読者からすれば、喉元過ぎればなんとかなるよ。と言いたいところですね。
取り敢えず勉強がそれなりにできるなら、大学に行っておけばばいいじゃん。
ですが、当事者、心優しい竜児くんとかは、そうはならないのね。
青臭いとも言えるのですが、そこのところの純真さは、大切にして欲しいとも思ったりもするわね。
みのりん、大河、竜児、亜実それぞれが、快く、ぶつかり合うところは、息苦しさも感じますね。
そういうものをエンターテナーとして成立させているのは、非凡ですよね。
この物語は、一応コメディに分類されているんだし、それで思春期の嵐の時代を描いちゃうんだもん。凄いですよね
大したものだし、おっさんの自分もいろいろ考えされられたわ。
追いかけて、追いかけて雪国。
のフレ−ズを口ずさみながら読了しましたわ。
自分のこの本の好き度は8くらいかな
アンゲルゼ 永遠の君に誓う 須賀しのぶ コバルト文庫
完結しましたが、ハッピーエンドではなかったですね。
この作品は、世界の危機とか、人類の存亡を賭けた戦いを描くのが主ではなく、一人の少女の悲痛な運命と成長を描いたものでしたね。
なので、戦いそのものがインフェレーションすることもないし、淡々としたあり得ないくらい辛い宿命すら、日常的に描きだしているのは、かえって読む者の心を打ちます。
作者が描きたいところを、的確に抽出し、読んで欲しいところを、伝えることにブレがないところは、見事です。
最後に覚野くん、湊くんが、10年後に相も変わらぬ姿で、対峙できているということは、陽菜ちゃんの努力が結実しているという証拠でもあるのですが、約束の時間を過ぎても再び会いに来られないことは、必ずしも思い通りにはいっていないことを暗示していますね。
希望は、まだまだ残っていますが、未だ達成できていないということなんでしょうね。
自分の好き度は9くらいですね。「喪の女王」のときより減退していますが、やっぱり悲しい話は苦手なもので
もともと変態さんを描いた物語なんですけど、この巻ではエスカレートし過ぎていて、あざとく感じる人も多くなったかもしれませね。
砂戸くんが女装に恥ずかしがるのも、何を今更。そしてそのことに突っ込んでやらない登場人物の人たちも、非日常に馴れ過ぎてしまったからなんでしょう。
確実に嵐子さんの砂戸くんへの想いは顕著になっているし、石働先輩も砂戸くんに対して憎からず思っているに違いないのだから、変態部分を取り除けば、ラブコメとしては素敵なんですよね。
従兄弟の七葉ちゃんまで、まだ中学一年生なのに、二重人格者にしてしまう作者は、社会に対して、何やら満たされぬ思いがあるのでしょうか。
でも、自分としては、十分楽しませてもらいましたし、自分的には、これくらいの変態さんは、オーケーですよ。
これからも、どんどん書き継いで欲しいです。
この本の自分の好き度は、9くらいあります。
この巻において、ついに乾燥者と人類との戦いの幕切って落とされたと言えますね。
まだまだ人類側の都合で、情報は統制されていますが、確実に城戸高校の面々にもそのことが感じらていますわね。
だからこそ、今ある普通の学校生活を大切にしたい。
そこで、阿呆な子である志甫ちゃんが赤点を取りそうなので、城戸高校の映画部の天才たちが、面倒をみてやることになるのですね。
阿呆な志甫ちゃんは、なんとか勉強をしないように、気を逸らせそうとするのですが、健闘空しく、しっかり勉強させられてしまうんですね。
でも頑張った褒美に、みんなとゲームして遊べてラッキー。
という風に進んでいけば、良いのですが、戦争は近づいてきています。そこで、志甫ちゃん拉致されて……
主人公である一兎くんが、戦いの中で、ある能力に目覚める。
人類を代表するパラベラムと乾燥者との戦い以外に、第3の勢力が。
なんていう展開は、風呂敷を広げすぎかもしれないですね。
壮大に広げすぎて、リアリティがなくなっているのでは、そこまでやちゃうと、自分としては、ついていけないかもね。
・ 今日の放課後、学校の屋上で会えないカナ
志甫ちゃんから一兎くんへのメッセージ。
この巻では、重要なフレーズですね。
・ 勘違いするなよ。私たちはここに「人類を守ために」来たんじゃない。「志甫を助けるため」にやってきた。今までの私たちの戦いが、一度でも「人類のため」なんて大げさのものだったことはあるか?
睦美さんの言葉。素敵な言葉ですね
自分のこの本の好き度は8くらいです。