影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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第四十八回「無血開場」
 この回は、このドラマのクライマックスですね

「天璋院さまと、これで永遠のお別れになるかも知れません」

幾島さんが去っていってしまいますね。
悲しいことです。

徳川家存続が大きな問題になっているみたいですね

亡き斉彬の手紙がキーポイントになりました
ここで、この手紙を託せる天璋院さまは非凡な女性です。
 
「心は通じてございます。」

ターニングポイントになりました。
やれやれ

この後亡き家定さまも出てきました

そして大奥から徳川家が去ることに
毅然とした態度で、諸々の者に言い渡す

「残したいのは、家でも城でもなく、徳川の心なのです。」
「ここにいる者は、すべて徳川の家族なにじゃ」

上に立つ人は、こうではなくちゃね

「それが私の最後の頼みじゃ」
「頼みじゃ」

最後の頼みの言葉がかすれているのが、なんとも言えませんね
ここは泣き所でした。

そして京では、幾島さんが帯刀さんの元を訪れる。




第四十七回「大奥の使者」
 この回では幾島さんが登場した。
全然年をとっていませんね。
どうしてなんでしょうね

もっけから本寿院さまが酔っぱらっていました

慶喜公の首が繋がるがどうか、江戸が戦場になるかどうかが、ここで焦点ですね。
江戸攻めの参謀に西郷さんがいることに、天璋院さまは衝撃を受けているみたいだが、
勝さんとの話し合いでは、笑って対面をしています
度胸が据わった人ですね

幾島さんが大奥にやって来た

「これは誠が夢でないのか」
「夢ではないようですね」
「会いたかった。会いたかったぞ」
「それ程喜ぶと思わなかったですぞ」

この場面はこのドラマで、自分が一番気に入った場面なのかも。

西郷さんに対して天璋院さまが手紙を書きそれを幾島さんに託す。
帯刀さんがこのように指示したんですね。

「こうしておるとまるで昔に戻ったようですね」
「そのようなのんびりしている暇があるのなら、早く書き遊ばせ」
「やはり昔に戻ったようじゃ」

西郷が指揮する官軍の江戸城総攻撃の陣が迫ったいたところに
幾島さんが、颯爽と駆けつける。

いいぞ、幾島さん。それでこそ幾島さんだ。

西郷さんがそこで泣いています。
西郷さんはとことん派みたいですね。
幾島さん必死説得も上手くいかないみたいです。

ああどうなるんでしょう。花のお江戸は

西郷さんは、己自らで全て背負おうとしているみたい
そこを鋭く天璋院さまは洞察した

「まだ望みは断たれた訳ではないのじゃな」

そこで勝さんを呼ぶころに

本寿院さまが再び酔っぱらうことにもなりました。

勝さんと天璋院さんが対面。

ああ花のお江戸の運命は、この対面に託されたみたいだ。

そこでナレーションでは、江戸城総攻撃まで4日となりました。

次回が、このドラマのクライマックスになりそうですね。
楽しみです
弱虫ペダル   3
弱虫ペダル 3     渡辺航     秋田書店


本屋でこのマンガを見かけて手に取ると即、レジに持っていった。
直感的にこのマンガは、自分は凄く好きになる。絶対面白いと思った。少年チャンピオンでは、「シャカリキ」という同じ自転車を描いた名作マンガがあり、そこで描かれた世界は実に熱く、大変面白いものだったし、最近読んだ小説の「サクリファイス」は、とても面白い競技自転車の世界を描いたものだった。

読後、やっぱり面白かった。
何度でも読めるし、競技自転車の世界に疎い人間でも、十分楽しめるものでもありますね。

内容は、千葉県の東端に住む今度高校生になった小野田坂道くんが主人公で、坂道くんは大好きなアニメの世界を友達と語るのが夢で、高校生になるとアニメ研究会に入るのを楽しみにしていた。
が、そのアニメ研究会は無くなってしまっていた。
小学三年生のときから坂道くんは毎週欠かさず秋葉原に自転車に通っていたときう特技があったことから、その縁で競技自転車の世界に引き込まれていく。

というものなんでしょうか。
誰でも、知らない特技があったりするものなんですが、ここまで無意識にそういう取り柄があるということに無自覚なのは、天才である証拠なんでしょうね
そういうところが不自然ではなく、説得力を持って描かれているのが、このマンガが面白いところでしょうね。知らないうちに、あれほど切望していた友達もできていたりするのも、良いところですね。

・フツー 初めて乗ったら(ロードレーサー)ハンドルの低さにビビって、ふらつくもんだぜ

いきなり初心者が乗るのは難しいと思われるロードレーサーにも乗れてしまうんですね。坂道くんは

・ ロードレーサーは頂点の自転車 人の心を全て推進力にかえる。体と心が一体になった時、初めて全てのポテンシャルを発揮できるの、見せて、揺らぎのない心と体のあなたの走りを!!

坂道くんの走りを見つめる少女寒咲さんの言葉
ボーイミーツガールですね

・ おかしくなちゃうくらい大マジメなんだよ
  でも フツウはできないものなんだよ‥‥
  あなたの想いも 意志の力も それに応える脚も……
  本当にすごいことなんだよ……!


本当に熱い話ですね。
元気になります。
荒野
 荒野        桜庭一樹         文藝春秋


以前でていた「荒野の恋」の第3部を含む長編が出ていた。
版元がファミ通文庫から、文藝春秋になっていましました。
ライトノベルだったものが、普通小説の趣になりましたね。
第二部を読んだのも、かなり前だったということで、この物語というものが、自分の中では一応完結した感じということもあり、全く違った物語を読んだみたいだった。

どこが、どういうふうに感じが変わったというと、ここが違っているとは言いにくいところもあるのですが、主人公の少女の荒野視点の感じが強まっていますね。第3部では、女友達の江里華さんとかは、すっかり影が薄くなってしまってますし、恋人の悠也くんも背景の一部になっていますね。
対して、父親の後妻の蓉子さんの存在が増していますね。
大人にちょっとずつ、体型も考えも近づくことになることに対して

・ なんでも、見てやるんだ

と呟く荒野さんは、勇気のある女の子でもあるとも言えるのですが、自分自身も大人の女性になるという覚悟とも取れますね

第二部までも。青臭くてもしっかり自分の道を築こうとする悠也くんとの関わりを、ただのデートするだけのような存在に貶めてしまったのはどうなんでしょうか。(悠也くんは今は雌伏の時で、ちゃらちゃらしている場合ではないのかも知れませんが) 女の子は、やっぱり一生懸命道を模索する男の子に惹かれるものではないのかな。
そこの視点を第3部では、削って、荒野さんの大人の世界への憧憬の方に重きを置いたのは、一般読者を意識したからなんでしょうか。
ライトノベル版を気に入っている自分などは、そういうところはちょっと不満ですね。
でも、雰囲気がすっごく良い話であるのは確かです。
自分としては、一部、二部がやはり好きであるのは確かなんですけどね、
第四十六回「慶喜救出」

 この回では、慶喜さんに対する天璋院さまの処遇が焦点だったのかも

十年くらい前にやっていた慶喜さんを主人公にしていた大河ドラマとは、随分違った描かれ方をしrているのかもね

薩長との対決において幕府軍は負け逃げ帰ったというのは、どうなんでしょうかね。

この回では、初っぱなでは、天璋院さまは和宮さまと仲良くなっていますね。
そこで簡単にうち解けてしまっているのはどうなんでしょうね。

勝さんが天璋院さまと話し合いをすることを勧めていますね
そこまで大きな存在になっている天璋院さまの描き方は、このドラマでは不自然かも知れませんね。
ちょっと唐突ではないのかな
原作の宮尾先生の話から離れて、司馬遼太郎先生の方に話に近くなっているのではないのかね

大奥では慶喜さんに対する批判が沸騰。
特に本寿院さんは、激昂していますね


「あなたは家族です。」

天璋院さまは慶喜さまさえ温かく迎え入れようとしています

「あなたは生きてください(家定公、家茂公)の為にも」

 



 

第四十五回「母からの文」
 ここにきて天璋院さまの周辺も慌ただしくなってきたみたい。
この回では、薩長と徳川との戦いは必至になり、
天璋院さまに、薩摩に帰るように、母からの手紙が届く
その申し出を断り、徳川と運命を共にする道を選んだということですね。

淡々と話が進められていきましたね。
歴史の勉強にはなるけど、自分的には面白味はなかったかも



第四十四回「竜馬死すとも」
 この題名を見ただけで、内容が分かってしまいそうですね。
天璋院さまは、ここのところ主役ではありませんね。

幕府と薩長の武力対決が迫っている模様。
帯刀さんは、周囲が武力衝突に傾いていることに、反対みたいだ。
周囲から浮いているみたいだ

坂本竜馬さんは、武力衝突とは違った考えみたいだ
帯刀さんは共感したようだ
大政奉還だ。

大奥では動揺が走った
天璋院さまもどうすればいいか分からないようだ。
本寿院さまは、特に取り乱しているみたい

和宮さんのところの庭田さんは、容態が悪くなったというより呆けたみたいだ

帯刀さんは竜馬さんと会った

「世界の海援隊になりたいじゃき」

こういうセリフとかは、次々回の大河ドラマにとって置いて欲しいですね。

そして竜馬さんは、暗殺されてしまった。
篤姫さんとは直接関係ない話ですね
薩摩でこの報告を知った帯刀さんは吠えていますね

天璋院さまは、勝さんから大政奉還の意義と、竜馬さんのことを聞いた。
天璋院さまは、戦う覚悟をすると勝さんに述べた。

「私は己のやるべきことをうやる。」

大奥において、天璋院さまは皆を集めて語って聞かせた。

「大奥と徳川家は、この天璋院が守る。」

ここにきてこのドラマが動き出しましたね
やはりクライマックスが近いのですね