影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
優しいコメントは大歓迎です。
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マリア様がみてる あなたを探しに
マリア様がみてる あなたを探しに 今野緒雪 コバルト文庫

久し振りに更新します。

ネタばれがあるかも知れませんので、気になる人は読まないでください。

ここでの話は、バレンタインゲームでの景品としての、デート券の実行を、赤、白、黄色それぞれの模様を、交互に挟んで語られていたね。

前年のデートを踏まえた細かい話だったので、以前の話を読んでいない人には、何かよく分からないかも。

こんなに巻数が進んでいて、これだけ細かい話を書いても、多数の読者がついているのだから、日本人の読書世界は奥深いね。

好きな人は好きというものなので、あれこれ批評なんていうのは、もうナンセンスになっている。

読者の関心は、祐巳さんと瞳子ちゃんの話を早く決着させてくれというものだろうね。
この巻でも決着してないわね。
まだ波乱があるのかという終わりかた?
それともただの余韻を残しているだけ?

白色、黄色の方は、去年の分を踏まえた話だったね。
個人的には、ちさとさんがいい味だして、由乃さんに絡んでいるのが面白かったね。

作者は、この物語りを一生書き続けるのかな
どんどん進行速度が遅くなっていくね。

自分の好き度は10。最高評価です。好きなものは好き。ただそれだけです。
世間の評価は、4くらいかな
この巻だけ読んでも、何のこっちゃ分からないし、過去を遡るとしてもかなりの巻数を読むことを強いるし、最終的な決着は、依然ついてないことに、怒っている人も多いだろうしね。
ソラにウサギがのぼるころ
ソラにウサギがのぼるころ  平坂読  MF文庫

久しぶりに更新します。

「ソラにウサギがのぼるころ」は全4巻一気に読んだのだけど、感想が述べにくい話で困っています。
感想を書かなくてもいいのかも知れないが、4冊読めたということは、面白くなかったとは言えないとも思うのだが、
かといって自分が好きな話でもなかった。

第一巻は、けっこう面白く読んで、これからこういうふうに話が展開していくのかなと予想するのと、どんどん違った話になっていってしまった。
意外性があって良いのかもとも言えるが、最後の方は話が壊れている。
それもがっちゃがっちゃに壊れている。
その壮大な壊れ方に、面白味がないとはいえないし、こういうところが好きな人もいるかも知れないので否定もできない。

まあ、なんだかんだ言っても、主人公の日常自体はそんなに変わっていないので、非日常的な日常を描いたお話なのかな

それとここでの挿絵は、ちょっと酷すぎるような気がする。
作者が可愛そうだ。
疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女
疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女  深見真  ファミ通文庫

久しぶりに更新します。

この本の内容は、書きにくいよね。面倒臭いので、本の裏の文章を写してみると

「心の銃」を操るパラベラムの戦闘集団、それが城戸高校映画部の真の姿だ。一兎はそこに自分の居場所をみつけつつあった。ある早朝、部屋に下着姿の少女が倒れていて、発見者の一兎は慌てふためく。目覚めた少女は、完全に記憶を失っていた!部員達はDVDにかじりつく電波な少女に呆れるが、精神弾で傷ついている様子から尾褄は保護することを即断。直後、映画部は謎の戦闘集団(灰色領域)に強襲され、新たな闘いが始まる!

これで、ほとんど粗筋で大体のことが分かるね。(本当か)

この2冊目で、パラベラムが何処で作られたのか、その目的は、その使命は、といったものが少し分かったけど、次巻以降に本当の戦いが始まるみたいだから、ここでの話は、まだ前提の話なんだね。

同じ作者の「ヤングカルダハル」はこってりとした話だから、こっちを読んでみると結構あっさりしていると思ったけど、これからハードになるのかな。

登場人物も極端な人が多く、カルカルチャ化されている。
その辺は好き嫌いが分かれるのかな。
登場人物それぞれトラウマを背負って生き、それが戦いの源というのは、現代的だね。

自分は面白いと思っているけど、世間では余り話題になっていないような気がするね。