影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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ガール・ミーツ・ガール
 ガール・ミーツ・ガール    誉田哲也    光文社


「疾風ガール」の続編を読んでみた。

この物語は、女の子のメジャーデビューへの過程を描いたものとも言えるます。
そこへ至る道を、こつこつ進んでいくという訳ではなく、様々な葛藤があります。

主人公の夏美さんは、元気一杯なんですけど、ただ単に光っているだけはありませんね。気に入らないものは気に入らないと言うが、芸能事務所の人間関係とか、過去に失踪した父親が現れたときは、父親への気遣いを見せます。
多面的な人間性を持った女の子ですね。

付き従うのは宮原さん。
元バンドマンでもある宮原さんは、前巻に較べると、ここでは、所属する事務所のタレントのブログとか雑誌のコラムの代筆とかをしております。(現実世界でも、芸能人のブログってそうなんでしょうか)
地味な役割です。

そして題名にもあるように、ある女の子との出会いが、この巻での主内容でした。
全く異質だと思われた二人が、打ち解け会っていくところは、青春ですねと思わせます。

この巻でかっこ良かったのは、夏美さんが所属する事務所の専務の梶原さん。伝説の一発屋の(この説明はおかしいかもしれないですね)井場さん。
脇の人たちも輝いておりますね

 「哀」をリスナーに感じさせるメロディセンス、それをきっちり伝える歌唱力。音程も正確じゃないといけないし、声色、つまりトーンもベストなものじゃなきゃいけない。ここはこの音で、このトーンで唄うから切ないんだよ、ってのが必ずある。それを毎回狙ってできる確かな技術が、楽曲には必要とされる。
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コメント
from: 管理人j   2013/10/04 8:25 PM
コメント有難うございます

少し前の本なんですが、微妙に「海女ちゃん」に似ている話なんだと思ってます
女の子の友情の話ですしね
from: 藍色   2013/10/04 2:19 PM
前作よりも夏美が魅力的に描かれているように思いました。
読後感が爽やかです。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
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柏木夏美は、デビューを目前に控えた事務所期待のミュージシャン。フェイスプロモーション期待の新人だ。けれど、本格的なロックミュージシャンを志向する夏美と、事務所の思惑は微妙にずれている気配。ビジネスモードな大人たちとは噛み合わないことばかり。直情径行で
粋な提案 | 2013/10/04 2:14 PM