影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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天使はモップを持って
天使はモップを持って   近藤史恵   文春文庫



この小説はミステリーの範疇には入りますね。
「タルト・タタンの夢」とか「賢者はベンチで思索する」同様に、連作短篇集で、謎解きと登場人物の人間関係と同時に楽しめるものですね。

新入社員である大介くんは、様々なOLが中心になって仕事をしている部署であるオペレータールームに配属される。同僚のOLたちは、大介くんに仕事を教えてくれて、その職場に大介くんはそれなりに満足していた。ある事件がきっかけで、大介の職場の掃除をする作業員の女の子キリコちゃんと知り合う。

大介とキリコのコンビの謎解きの話なんですね。
キリコちゃんが主で、大介くんが従。
「タルト」とか「賢者」と違って、謎解きの方に重心があるみたいで、職場でのこの本で起こる事件は、心理的なものが多かったですね。女性が絡むと繊細な話が多いですね。
そういう繊細な出来事も、新入社員の大介くんだから、共感もし、気づいたりもできるのでしょうか。
多くの男性社員は、背景として描かれているだけのような感じもしますね。
会社というところには、そういう隔絶した人間関係あるのでしょう。
そういうものも含めて、第三者的にそういう関係を見つめ、ささいな出来事の謎も解き明かすことのできる存在がキリコちゃんなんですね。
だから題名に天使とあるのでしょう。

男の社員、特に年配層は、そういうものは気にしないですね、気にしていたら仕事にならないと思っているのでしょう。
ささいな出来事を描いた小説でありますが、高度な気づきが必要といえるかも。
おっさん族は、こういう本を読んでおくべきであるかも知れないですね。
お互いの領分があるから、気にしても仕方がないとも思ったりもしますがね。
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