影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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紫大納言

 この小説は、安吾文学の上では重要な作品らしい。

救いがたい話とも言えますが、自業自得男の悲惨な末路とも言えるのでは、
内容は、夜盗が闊歩している平安京において、多くの者は、恐れをなして、恐々としている中でも、好き者の紫大納言は、我関せずと色の道を歩んでいた。ある時笛を拾う。その笛が天女のものであり、その侍女が強くその返還を求めたのに、大納言は5日後に返すと約束し、その侍女を留め置きさせた。
大納言は平安京で闊歩する夜盗に見つかり、身ぐるみを奪われる。あの笛も奪われてしまう。
天女の侍女は、大納言を詰る。大納言はあの笛を取り返そうとして、夜盗を探して笛の返還を求めたが、その夜盗たちに袋だたきの目にあっただけだった。瀕死の重傷を負った大納言の下に童子が現れ、そしてキノコになり、笑い声がそこからこだました。最後に大納言は、あの人の姿を水に写してくれと叫ぶのだが、叶わず。
そのまま川に落ち流されてしまった。

これは、何を言っているのでしょうかね。
強盗に遇ったとき、真っ先に笛を差し出したのに、それを侍女に詰られ、取り返しにいくのに、必死になってももう遅いですよね。

なんか大きな暗喩があるかも知れないですが、どうなんでしょう。

大の大人が、天女の大切なものを即返すのにもったいないので、そこでぐちり結局酷い目にあった、自業自得な話にしか、自分には読めませんなあ。
はじめて本当の恋の知った辛さというふうには、残念ながら読めないです。

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