影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
優しいコメントは大歓迎です。
<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
SPONSORED LINKS
NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
アカウント
広告
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | pookmark
賢者はベンチで思索する
賢者はベンチで思索する      近藤史恵      文藝春秋


この前読んだ「ふたつめの月」の前作を読んでみた。
主人公の久里子さんは、専門学校を卒業後就職先が見つからず、ファミレスでウェイトレスをしている。そこに、いつも同じ席に座っているある老人が気になっていた。その老人とは、公園でも見かけるようになって
その後、些細な事件、大きな事件等が、久里子の周りで起こる。

その事件の子細は、ミステリーだから、書かない方がいいわね。
その謎の老人が、一番の謎で、事件も起こすだけど、その謎の提示の仕方が秀逸。

主人公はフリーターだし、弟も浪人生。
社会から、何処か疎外されている感じが、主人公の身に降りかかってくる。
この辺のやるせなさは、身につまされるし、若い人は共感できるのでは、おじさんの自分も共感できた。

主人公は優しい心情をもった女の子で、少しづつ成長しているのは、微笑ましいね。



抜き出してみると

・ 若くてきれいな女の子は、ときどきひどく傲慢だ。若くないものや、きれいでないものを簡単に踏みつけてしまう。特にきれいなわけではないが、その気持は久里子にも少しわかる。十七歳の頃は、久里子だって今よりもっと傲慢だった。

スポンサーサイト
- | 12:47 | - | - | pookmark
コメント
from: らぶほん   2008/02/29 2:40 PM
こんにちは。
TBさせていただきました。
若さの特権!みたいな言い方がありますが、怖さを知らないからこそ傲慢にもなれるのかもしれません。
大人になっていろいろなものを失っていくと、少しずつ変わっていくのでしょう。
久理子のまっすぐな気性が、伝わってくる作品でした。
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
賢者はベンチで思索する …変な人だなあ。 久里子は、厨房の入り口にもたれて、国枝老人を観察した。 まるで、公園と店ではまったくの別人みたいだ。(本文より) ファミリーレストラン「ロンド」を舞台に展開する謎の事件。 不可思議な老人は21歳の女の子の
らぶほん−本に埋もれて | 2008/02/28 4:38 PM