スポンサーサイト
author : スポンサードリンク
18、嵐の朝
何と嵐は天空の灰色の衣を引き裂いたのだ
切れ切れの雲は戦いに疲れてあたりを乱れ飛んでいる
そして赤い火焔が 雲のあいだをさっと走る
これこそ私はまことに わが意を得た朝だ と呼ぼう
私の心が見ているのは 天空に描かれた自分自身の像だ
これこそ 冬以外の何ものでもない
冷たい 疲れ果てた冬だ
何を青年は見ているのだ
これは吉兆なのでしょうか 凶兆なのでしょうか
スポンサーサイト
author : スポンサードリンク
- |
22:04 | - | - |
pookmark
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
お返事送れてしまいまして すみません
この連作詩は、明るい未来があるとは思えないのですが、希望が余りない方が、救いは、というより魂の安らぎはあるんですね。
青年は、疲れているのに、こんなに色々
考えられて(若いって)凄いですね。
若いからこそ、悩むエネルギーもあるのでしょうか?
ぜひ、冬のあとは、温かい春が来てくれると
良いですね!(^^)!