影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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18、嵐の朝
 何と嵐は天空の灰色の衣を引き裂いたのだ
切れ切れの雲は戦いに疲れてあたりを乱れ飛んでいる

そして赤い火焔が 雲のあいだをさっと走る
これこそ私はまことに わが意を得た朝だ と呼ぼう

私の心が見ているのは 天空に描かれた自分自身の像だ
これこそ 冬以外の何ものでもない
冷たい 疲れ果てた冬だ


何を青年は見ているのだ
これは吉兆なのでしょうか 凶兆なのでしょうか
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- | 22:04 | - | - | pookmark
コメント
from: 管理人   2015/05/10 11:18 PM
コメント有難うございます

お返事送れてしまいまして すみません

この連作詩は、明るい未来があるとは思えないのですが、希望が余りない方が、救いは、というより魂の安らぎはあるんですね。
from: ジニ59   2015/05/07 7:55 PM

青年は、疲れているのに、こんなに色々
考えられて(若いって)凄いですね。
若いからこそ、悩むエネルギーもあるのでしょうか?

ぜひ、冬のあとは、温かい春が来てくれると
良いですね!(^^)!

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