影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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八甲田山死の彷徨
 新田次郎     新潮文庫  


少し前にBSで放送していた映画の原作が気になりまして、読んでみました。
その映画は、高倉健さん主演でありまして、その独特の風貌に圧倒されるところもありまして、遭難よりも、健さんの男気ある行動に焦点も当てているようでして、第五連隊の遭難の様が、若干卑小化されていたのかも。
実際的には、健さんを外しては、この陰惨な物語を映像化は、無理だったとも言えそうです

映画では、遭難し、救助隊が出動し、遭難の主原因を作った大隊長が自殺して話が終わってますが、原作者は、この話の登場人物のその後、この遭難が当時の社会に与えた影響、後のロシアとの戦争と絡めて語られており、そこは過不足なく描かれていましたね。、名作はかくあるべきと言えそうです

日露戦争は、輝かしい戦争であり、第二次世界大戦は、悲惨な戦争。坂を上っていくような明治と、坂道を転がり落ちそうな昭和。
そういう対比で、語られることが多々あるのですが、明治も昭和も、駄目なところはあり、同じ日本人、同根の問題を抱えていたのだという証拠であるような気がします
要は、多面的にもの捉えるツールを多く持つことが重要だということか。

雪山では、当初に数回の判断ミスが取り返しのつかなくなるというのは、実に怖いところだと思いましたね
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コメント
from: 管理人   2013/08/01 9:57 PM
コメントありがとうございます

八甲田山は、原作を読まないでも、映画で大体のことは分かりますので、別に読まないでもよいかもしれませんね
つまり、大隊長が、絶望的に悪いんです。

映画では、高倉健さんが、女性の案内人を先頭に村に入るように指示し、女性案内人の労苦に答えたかっこうになってますが、原作では、真逆ですね。
そこのところは、どうなのと思ったけど、原作読んだ人皆思うでしょうね

from: ジニ59   2013/08/01 7:55 PM
コンチクワ
映画、なんとなく怖かった記憶があります。
本も、是非、辛そうだけど読んでみたいと
思いました。

本当に自然相手の時は、一瞬の判断、決断が
生死を分けますよね。
同級生が二十歳の頃、春、信州の山で遭難したり
ありました。
生きている事に感謝して、出来ることをしたいと
思っています。

暑いので、身体に気をつけて下さい。



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