影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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ことり
 小川洋子     朝日新聞出版


この本は、書き下ろしなんですね。
小鳥を飼っている人、小鳥を好きな人にしか需要がなさそうな内容なんですが、少なからずの人の心に響く話ですね
特に、中年以降の読者には
自分も、年をそれなりに取っておりますので、この物語世界には、多くの共感を得ました

人間の言葉を喋れなくなったお兄さんとの暮らしの日々。
図書館司書さんとの、ふとしたやり取り、そして小父さんを看取る小鳥。
出てくる者のさりげない優しさ。心なき人のふとしたふるまい。
さざ波のように、小父さんの世界に波紋を与えます。
小父さんは、けっして強い人ではないし、感受性も豊かな人なんですが、その小さな世界は、日々移り変わっていきますね
外の世界は、良いようには変わっているようには思えませんし、思いやりのない人も多くなっているような気がします。

幸せについて考えさせられますね
自分なども庭木を見て、花を咲かせるものばかり優遇しているような気がしますし、綺麗なものばかりに目を向けているのですが、全然目立たない草木も、それなりの変化し、日々成長しているのだと思えるのは、確かに重要なことではありますね
人為的な努力で協和できる世界。手の届く世界を綺麗にかたずけること。小父さんが鳥小屋を綺麗に掃除することの、かけがえのなさ。に思いが至りますね
いろいろ考えさせられます。
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コメント
from: 管理人   2013/04/13 6:53 PM
コメント有難うございます

自分も「ミーナの行進」は、大好きです。中学生だった姪にプレゼントしたくらいです

宮崎の田舎に住んでいると、庭にこの本に登場したメジロもやってきますし、渡り鳥もやってきます。
そこには、静かな世界があります。
庭木を見て、鳥の姿を観察して、自分は、年を取っていくのだなあと、つくづく思います

「陽だまりの彼女」も良い本ですね
心が、ほのぼのしますが、猫は、庭の花の小便をするので、我が家では、天敵です。
偶に、追いかけっこをしてます
from: 絹さや   2013/04/13 7:20 AM
おはようございます。小川洋子さんは、次々に新鮮なテーマに取り組むようですね。そんなにたくさん読んでいませんが、「ミーナの行進」が気に入っています。
小鳥と言えば、実家にいた白文鳥の「キュベレー」を思い出します。名前は兄がつけました。そんなモビルスーツがあったようですね。ある日帰ると、鳥籠が床に落ちて、いなくなっていました。実家は庭までは誰でも入れる平屋で、その部屋には現在でもエアコンがなく、夏の昼間は両親は窓を開けています。そもそも環境に無理がありました。
ところで、「陽だまりの彼女」はやはり映画化されましたね。
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