赤松健 講談社
読んでみてびっくりしました
完結してました。
自分は単行本派なので、連載が終わっているのを知らなかったです。
がっかりしました。
いろんな意味がありますけど
万全納得できる完結じゃなかったような気がしますが、赤松先生が描ききった感もある終わり方のような気がします
外伝で、この後も綴られていくようにコメントされているのは嬉しいことですが、自分は、情報が入りづらい所に住むのでこの後も追っていけるのかは不明かも
このマンがは、支持、不支持がはっきり分かれるマンガだと思いますね
連載を続けていく内に、新しい支持層を開拓していけいけなくなったのが原因で、少年誌での展開に終始を打たなくならなくなったような気がして仕方ありません
細かく細部まで描かれ、縦横に伏線を張り巡らし、多くの登場人物を描き分けているので、読むのに時間がかかります
その為、ネギまを非難する人の多くの非難するポイントは、的外れなものが多いのが特徴です。
自分みたいなひねくれた者は、十分読解した人からネギまを否定的に語ってくれる意見を聞きたいと思っていたりします。
ネギまについては、十分読解した上で、肯定的な意見には見るべきものが多く。そうれらを読むのは楽しいものです。
自分は単行本派なので、連載が始まって2年くらいして追いつきました。なので7年付き合ったことになります。
長いものです。
ネギまを読んで至福に感じたのは、単行本で10巻前後と20巻前後くらいのところでした
それぞれ全く先の展開が分からず、先を読めない楽しさを満喫できました
逆に言えば、20巻過ぎから、薄々これからどう展開していくのは予想はできたのかも知れないですね
今までの展開を模倣するような感じをした
一度目は悲劇、二度目は喜劇。誰ぞ言葉なんですが
惰性で展開とは言い過ぎですが、フレッシュな感じはしなくなったのは確か。
この巻の終わりでクラスメートの行く末が語られているのが面白いですね
鳴滝姉妹が美女に変身して良き伴侶を見つけているところでびっくり。
散歩部の実力とはこれほどなのか。と感心。
千雨さんがネット廃人に。
この変が作者の人間性が感じられて面白いですね
人にとって良き人生、良き仕事という定義の違いを認めているんですね
ニートとかに対する赤松先生の暖かい目を感じられます。
ネギまの内在する力は確かなものでして、このマンガを読んで人生が変わった人もいるのではないか。
自分もエヴァンジェリンさんの言葉にしばしば感銘を受けた。
いつも旅立つ準備をしておけよ。いつ何時運命が変転するか分からない。
見回りのものだけで、旅立つ覚悟はいつもしとけ。
若者にとってはとても大切なことなのかも知れないですね