影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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大人が読むべき ?
 アマゾンをよく利用されてもらっております。
田舎在住なので、地元では手に入らない本がありますので仕方ないと言えます。
そういう経緯もあり、アマゾンで買うべき本の感想を書いているのをよく目を通すことが多くなりました。
自分はいい年して、マンガ、ライトノベルもよく買うので、アマゾンのコメントでしばしば、このマンガは大人も読むべきものだとか、大人の鑑賞にも堪えれるとか書いているものに、よく出合います。
その度に違和感を感じてしまいます

マンガには、既にジャンル分けがしておりまして、青年マンガ、少年マンガ、少女マンガとかに区分されておりまして、それぞれのターゲットがそれぞれ違っておりまして、おっさんが少年マンガとかを読んでも、これぞ大人でも読める作品だという表現は、ずれているような気がします。
大人でも読めますが、あくまで主対象は少年たちであり、おっさんたちは、堂々とはではなく、隅っこにいてあげて欲しいと思ってしまいます。

ですが、少子高齢化の進展は、少年、少女だけに頼った出版を許さない状況のようです。

そういう事情の他に自分が違和感を感じるところは、少年マンガで語られる話は、思春期、それともそれ以前の物語が主であり、そのど真ん中で感じるからこそ、感じ取れるものがあるというものと、おっさんたちが感じのは、過去のノスタルジーと、物語そのものが持つ力への賞賛だと思う
大人だからこそ、物語をい深く読解できる部分もあると思うのですが、少年たちが感じtるものとは異質であるには違いないと思う

どうして、突然こういうことを書いてしまったというのは、
最近」は「ハンターハンター」を一気に読んでみて、感じるところがあったからなんです
この物語のアニメを偶々見て、感心して原作はどんなものかと読んでみたのです
衝撃的な問題作でしたね
このマンガについては、いろいろ語るべきところは多いのですが、自分は途中までは本当に楽しめたし、大傑作とも思うのですが、無理やり、全く違う話を継ぎ足したような不自然さは如何ともし難くも思いました。
最近の巻になるにつれ、自分が感じる不自然さは拡大する一方、アマゾンでのコメントとかでは絶賛する人は相も変わらず多かった。

当初からのストーリーに沿っていけば、キメラアント編は不自然過ぎるし、作者が自由に書きすぎるとは言えますが、その筆の進む先は、世の中の奥底の真相にも到達したかのような印象を与えてくれます。
自分が、このマンガで教えられた点は、このマンガの非情で残酷な状況にあって、子供たちだけは怯まないということは驚きをもって感じ取れた。
それは勇気ではないと感じられるところが面白いところ。子供の好奇心、新しいもの未知なものへ偏見のない目線。
大人が失ってしまった力です。大人がもっていてもどうともならないとも言えますが、
残酷で非情な状況であるからこそ成長できる。
ジャンプがかかげている、「友情、努力、勝利」とはかけ離れたものを描いたマンガであるとは言えるような気がするけど、この世界観は、少年たちのものであると思った。
大人たちは、傍観し、その物語を蕩尽するしかないし、背負ったものがあり過ぎて身軽に動けない。
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