第42回の「鹿ヶ谷の陰謀」 第43回「忠と孝のはざまで」 第44回「そこからの眺め」 第45回「以仁王の令旨」 第46回「頼朝挙兵」 そして今回の第47回「宿命の敗北」
サボってましたので、纏めて記事をかいておきましょうか
この辺りは、清盛がダメダメになっていくところである一方、頼朝が再起していくところを描いてましたが、ダメダメよりも、立ち上がっていく方が、面白いに決まっているので、頼朝周辺の方が面白かったのかも
すんなりと政子さんの心を射止めたのですが、そこのところは、もっと大きなドラマがあると思うのですが、頼朝は、あくまで今回は脇役なので、あっさりと二人で共に立ち上がっていきました。
自分としては、政子さんの打算的な部分を描いて欲しかったのですが、そこのところは、以前の大河ドラマの「草燃える」でやっとので、今回は良いのかな
それを言ってしまうと、以前の大河ドラマの「新平家物語」で、清盛のダメダメも描かれてますね
さすがに、そこは見えませんけどね
今回の清盛は、序々に、というかかなり以前から清盛は、道を見失ってしまってますね
重盛の諫言も聞かずに、暴走していき、
今回の頼朝の討伐には、無能な孫の維盛を総大将に任命し、源氏の力を侮ってしまってます
状況j判断を全くできなくなってます
個人的には、ここに王者の孤独を感じますね
そこからの眺めでは、何も清盛は、見てなかった、これから先の世界を渇望していたのでしょけど、通り過ぎてしまっていたのが、現実だったかのような描かれ方をしました
貴族の犬に過ぎなかった武士が、貴族そのものに成り代わってしまっては、権力そのものが右から左へ移っただけ。
清盛そのものは、ただの最高権力者の記号にしか過ぎないものに、成り下がってしまっただけ
そこに、若き日々の理想は、失われてしまっている事実を如実に示しただけでした
このドラマでは、自分の存在価値を示す為のもの、福原京を立派なものにすることに、心を注ぐ姿
。源氏の脅威そのものすら認識できない清盛の姿は、
理想の武士の世という無形の価値よりも、現実に見えるものへと執着する姿。
この場面には、大きな孤独を感じました
でも、その孤独は、喜劇なんですね
そこは、斬新に感じたのですが、一般受けする話ではないですなあ