このブログは、オピニオンブログではないので、その種の発言はしないようにはしているのですが、ここのところの政局の変動には、只ならないものを感じますね
数日前に、献金問題で外相辞職したことなんか、実のところ大したことがないと思ってしまうくらいです
自分の住んでいる町の直ぐそこの新燃岳の火山活動が地下では再び活発化しているらしいので、そこのところを本当は一番の懸念材料なんですが、
政局の動きが早過ぎるので、そちらの方により注意がいっております
沖縄でのアメリカの高官の発言やら、年金問題とか、竹島での発言の問題とか、唖然とするところが多すぎです
それぞれの問題について、いろいろ考えるところがあるのですが、個人的に一番問題が多いと感じたのは、年金問題です。
民主党は、年金問題に真摯に取り組んでくれるであろう期待感があって、多くの人が投票したに違いないのですし、長妻元大臣のようにスペシャリストもいたはずだったのですが、その長妻元大臣が、簡単にその大臣の地位を放り出し、後任の大臣に引き継ぎも十分にせす、その後任の大臣が、主婦の年金の問題を知らなかったと言ってしまった。
期待感が大きかったはずなのに、どこに問題があるのかを認識していない人をその地位につけて、知りませんでしたで、幕引きをしようとしていることに、大きな失望を覚えます。
誰がやっても、満足がいかないような問題なんですが、きっちりと問題に向き合って、民主党が政権を取った後、継続して同じ大臣を据えて取り組んでいれば、それなりの成果を得られたかもしれないし、成果が得られなくても、努力している姿がかいま見られたら、それほどの怒りも感じなかった問題に違いないですしね。
年金問題を取り組む意欲が、民主党に全くないというは分かったのですが、そういう事実を改めて突きつけられると、なんだがなあ。と思ってしまいます
どうして年金問題に国会議員が手をつけないのかは、自分たちの優遇されている議員年金に手をつけないとダメだからなんでしょうけど、それだったら、マニフェストとかで偉そうに書かなければいいのにね。
ちなみに、自分は民主党に票は入れませんでした。
議員が、自分たち自身の身を削ることをするはずがないと思ったからです。
それと、この主婦の年金問題は、本質的な方向からずれていっているのも気になるところです。
離婚したり、夫が会社を離職したりした場合に、3種保険者から1種保険者に移行する訳なんですが、収入が激減した立場に置かれたはずの人たちに、年金を払わないと、給付はしないぞ。
こういうことを、四角四面で行う是非がどうなのかが、この問題の本質にあるはずでしょう。
そこをもっと議論して救済していくべきなのでしょうけど、その種の議論をしないで、淡々と制度の運営だけを行っていこうというのは、どうなのかと思います
これも考えてみれば、民主党は残念であったと思いますね
長妻前大臣が、継続して大臣をやって国民に問題を提示して進めていけば、なんらかの成果はあったかも知れません。
でも、問題自身を認識していない人を後任の大臣に据えてしまったら、当初の目論見は全く期待できないですね。
そして、今日延々と騒いでいる竹島問題
これも、政権がはっきりと竹島が日本の領土だと毅然と主張しておけば、こういう議員の行動は出なかったような気がします。
政権自身が、腰を据えて、諸処の問題の取り組む姿勢がないのが問題なんでしょうか。
自爆を続けているような気がしますわね