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サムライエイジ
サムライエイジ みかづき紅月 徳間デュアル文庫
我が家に積んでいた本を読んでみた。
この本の作者には、美少女文庫に「サムライガール」シリーズというものがあって、自分的には地雷な作品なんです、一方「ぶよぶよカルテット」という作品は、大好きな作品だったりもするんですね。
果たしてこの作品は、どうでなるか。
という気持で読んでみると、なんとも言えないですね。
基本的には、二十一世紀にサムライ少女を主人公に据えているし、通っている学校もおかしいところなので、お馬鹿な話なんでしょうけど、そうではないようなところもあるんですね。
サムライという設定は、剣は得意なんだけど、他はダメというような約束事があるような気はするのですが、ヒロインの弥ちゃんは、しっかり家事もできるし、恋に憧れる少女なんですよね。
その落差が、面白いと言えば面白いとしか、答えることはできないけど、
ぶっちゃけ、彼女にしたいタイプに入らない子でしょう。
じゃなかったら、こんな学校にいるはずないもんね。
周りが必死にお馬鹿な設定で、しこしこしているのに、弥ちゃんは、うっとりはしているけど、うっかりものでない、けっこうしっかり少女。
語りも弥ちゃんの一人称。
変わった作風の話です。
変人が満載です。
バランスは悪いですねえ。
これぞ、ニューウェーブというものなのかしら。
内容は、学園内の武士団の抗争を描いた話なのかしら。
いやいや、そうじゃないだろう。
ルームメイトの千ちゃんと友情を深める話なんでしょうか。
とらえ所ないです。
自分の好き度は7くらいかな。