3.4日前に宮崎で深夜に放送していた番組を録画していたのを見た
見逃すところでした
このことについて、何か書く必要性は余り感じないのですが、気になったことが少しあったので、書いておきますね
内容は、日米頂上対j決。日本料理の世界での位相が、どうなっているのかを考えさせられる、実にハイセンスなものでした。ですが、ハイセンスというのは、テレビ的には、日本では、逆説的に言えばダメと言える状況でもあるので、多くの人には、受け入れられないかも知れません
自分としては、この対決は、日本でしたから日本チームが勝つことができたが、日本以外の国で行われた場合では、ほととんど全てで、アメリカチームが勝ったように思われた。
テーマ食材は、牛肉。
牛肉をどう料理するのか、シンプルに焼いて、それにソースをかけ、つけ合わせを何にするかのみの違いしかないような料理ばかり、個人戦の3つと団体戦、4回もだしてきたアメリカチーム。
対して、単純に焼くのではなく、ぬちゃという感じの濡れた感じの料理も出し、バリエーション豊かな料理を提示した日本チーム。
両国の料理の世界観がぶつかり合った、実に興味深い対決でした
アメリカチームは、最初から、鰹節、昆布だしを使い、和食の技を大いに取り入れてました、それは、和食とは、何ぞやという、深いところへも到達しそうなくらい見事な取り入れ方。
今、世界では、こんな風に、日常的のは、世界トップのレストランでも、和食が受け入れられている事実は、衝撃的でした
前回の料理の鉄人が放送していた時代と、様変わりして、もはや、日本は、エスニックで物珍しいものではなくなってしまっている事実
その変わってしまった時代に、現代のアイアンシェフは、日本の食の最前線では、どういう対応するするのか。
その見事な答えとして、第二戦の和食の黒木さんが作った料理があるように思えた
味噌汁の中に牛肉を入れた、
かなりな邪道なものだと思えるのですが、それを可能にするには、黒木さんの細心の注意と料理の技があってのこと、
ただし、これは、受け入れられるものなのか
審査員にかなりの和食に対する洞察を必要とする料理であって、ここまでしてもついてこれる人は、日本国内以外では、まだそれほど多くは無いと思われる。
しかし、あえてこういうものを作れることに、自分は素直に感動した。
勝敗は、黒木さんが辛勝し、かろうじて日本チームが勝った。
世界が、物凄い勢いで、日本の技を取り入れている現実では、日本自身もより、チャレンジしていかないと、取り残されてしまうのだということ。
そういうことを、娯楽番組で提示できているのは、素晴らしいことだと思ったけど、これを見る人は、そんなに多くはないとも思った