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School Heart's 月と花火と約束と 伏見 つかさ、内田 竜宮丞、みかづき 紅月、 魁 原作/Visual Art’s mana
一迅社文庫
原作がドラマCDということであり、その上4人の作者による合作だそうです。
4つの話のそれぞれにおいて、主人公が違っていますが、登場人物は重複しておりました。
中心は夏祭りでの出来事、恋の告白にまつわるエトセトラなんですが、ちゃんとゴールを決まっているかどうかは、あやふやですね。
最初の話とふたつ目の話は、兎も角、3話目、4話目は、変化球になっております。
作風も最初の伏見先生のものは、バカップルの明るい雰囲気ですが、最後の魁先生の話は、ストーカーチックな生徒会長に付きまとわれる男装の麗人の話で、シリアスとまではいかないようですが、コメディでもない不思議な境地の作品です。
同じ話で纏めるのには、毛色はかなり違っておりますので、違和感は覚えました。
2つ目のみかづき先生の話は、姉妹の恋の鞘当てなんですが、妹の方が判定勝利しそうです。ここのところは、エロチックな感じのシーンもありました
3つ目の内田先生のものは、2話目の姉が、親友の恋のシミュレーションに付き合ってあげる話で、個人的には、退屈ではありました。
どんな本なのか、全く先入観もなく読んでみたのですが、違う風味を味わえて楽しかったですね
個人的に気に入ったのは、1話目の脇役の妹の穂奈美さんでしょうか、彼女もストーカーなんでしょうか。
出てくるタイミングが絶妙でした。