この章ののっけからエジソン少年はとんでもないことをし出しているね。
火がどんなことをするのか見るために、小屋を燃やしてしまった。
父親は激怒して、公衆の面前でエジソン少年を折檻。
当たり前だわ。
が、ここでエジソン少年は
・ この世の中にはわけのわからない残念なことと苦しいことがあることを早くも悟ったことであろう。
なる認識になり、父親のことを嫌ってしまうみたい。
父親からしても。泣き声さえたてない静かな子供だが、何ごとにも質問ばかりする不気味な子供に写っていたらしい。
学校では、
・ わたしは学校ではうまくいかなかった。クラスではいつもビリだった。先生はわたしのことを解ってくれないし、父はわたしをばかだと思っているのだ。とわたしはいつも感じていた。
と後年回想している。
・ ほんの一瞬だけであっても、見たことのいないものについて二時間も教わるよりも有益である。
と自分で「ものをすること」と、自分で「ものを作ること」を試してみるとこを重んた。
このような姿を見た母親は問題児エジソン少年に対し、自分で教育することを選ぶ。
このことには、裏話があって、父親がエジソン少年に失望して学校に授業料を支払うのを惜しんだが為らしい。
母親自身が、エジソンを立派に教育した。
その教育方法は、
強制したり苦しめたりすることを避け、自分の好きな文学作品や歴史物語を読んで聞かせて、息子に興味を持たせようとした。
というようなものだったらしい。
母親は、エジソン少年に
・かれが話すおかしいことのなかに、優れた想像力が表れていることに気づいた。
抽象的な観念や数字を、目に見えるもので言い表すことがあった。
そして母親は、エジソン少年に初等科学の本を与えてみた。
すると少年はそのことに熱中し、勉強をすることがゲームをするようなものになった。
偉大な人物を育てたのは、母親だったんだ。
・ 実験することと、知識を得ることは、トマス・アルバにとっては、早くも少年時代に結びつけられていたのであった。
この本では、エジソン少年が実際した実験がここで語られているね。
アホなもんもね
・ 友達を奴隷扱いしたことは注目に値するだろう。
とこの本の作者は、ここに注目。エジソンさんの人間性に問題が……