マルドゥック・スクランブル 圧縮 冲方丁 ハヤカワ文庫
有名なマルドゥック・スクランブルを読んでみた。
この巻は導入編みたいだったね。
内容は、
少女娼婦バロットがシェルという男に殺されかかったが、思わず助けられネズミ型万能兵器のウフコックと共に、シェルの犯罪の立証をするようになる。
近未来かそれとも異世界か分からない世界を舞台にしたSFだね。そしてかなり硬派な話だ。が、ホードボイルド小説のような気もする。
この小説で魅力的なのは、なんと言っても、ウフコック。
おいしいところ全てウフコックが持っていってしまったみたいだ。
全編に漂う不気味な感じと恐るべき敵。
これから少女と一匹はどう立ち向かっていくのか、
自分の好き度は6くらいかな。
余り好きな話ではないので、ごめんなさい。