影法師

自分が読んだ本の感想を書くブログです。
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時載りリンネ! 1
時載りリンネ! 1      清野静      角川スニーカー文庫     


この話は、少し前の本で前々から読もうと思っていたのでけど、読み始めると取っつきが、自分にとって悪くなかなか読めずにいた。
今回読んでみると、すんなり読めた。
設定が、自分にとっては未知なものだったことが、読み難かった原因なんだろうけど、新しい世界が提示されている本だからとも言えるかも。

少女がこの本の世界で走り回っているというような表現ができそうな話ですね。
時載りの一族というところに生まれた少女が主人公で、そのリンネちゃんが活躍する話なんですけど、謎の本を拾うことより始まる話は、実にワクワクさせるものでした。
この後も話が続いているので、これから読むのが楽しみではあります。

自分の好き度は7くらいかな
竹田くんの恋人 ワールズエンド・フェアリーテイル
竹田くんの恋人 ワールズエンド・フェアリーテイル    桜庭一樹    角川スニーカー文庫


桜庭さんの本ということで、何気なく買っておいて積んでいたものを、ふと読み始めたら、あっという間に読めてしまった。

内容は、携帯電話の恋愛ゲーム上の女の子が、好きという気持ちを伝えたくなり現実載せ界に同僚の女の子とやって来る。2人はまず探さなくてはいけない竹田くんの携帯電話を拾ったという男の子の下に現れ、その男の子と竹田くんを捜索することになる。

というものなのかな
ゲーム上の登場人物というと「ラブゆう」に似ている話ではあるわね。だけど、「ラブゆう」は開き直った潔さというか、お馬鹿に徹しているわね。
対して、この「竹田くん」は真面目だね。

好きを伝えたいキラシャンドラの告白のところは、良い場面だったね。

・ 「大好きです」と言うためにここにきたんですの。そう、ただその一言を伝えるために。でもダーリンさまがそんなふうに言うなら、さらに言わせていただきますわ。私の気持ちを。ダーリンさま、わたくしには、あなたがたとえいい人でも、セコイ人でも、世界一バカでも、大した問題じゃないのです。わたくしには、……それでもあなたが大好きです。わたくしは……あなたがどんな人間でも、変わらず、あなたが好きです。

といところはぐぐっときたかも
こういうように無条件に告白されたいよね。

が、この内容で一冊というのは……

もう一つの恋の行方も、竹田くんのその後、どうなっているのかなど
ちょっと余韻を残しているところの良いのですが、
ちょっと古くさくも感じたかも

自分の好き度は7くらいかな
円環少女(サークリットガール) 2  3  煉獄の虚神
円環少女(サークリットガール) 2  3  煉獄の虚神    長谷敏司    角川スニーカー文庫


円環少女の2、3巻を続けて読んでみた。
これは二つで一つと考えていいからこれでいいのかも

内容は、
高位魔導師グレン・アザレイを協会の人たちがこぞって、どうするねんという話で、物凄い濃いバトルが展開する。
これでは簡単過ぎるけど、
本筋はこういうところでは
海とか砂漠にも行っているけどね

作者が、書きたいことを思い切り書いている話で、ついてくる人だけついてきて、というような話だよね。(自分はついていけなかったりして、ごめんなさい)

点々と存在する仁さんとメイゼルちゃんとのやりとりは、個人的にはツボなんですけど



抜き出してみると

・「……それに、せんせは、おっぱい大きいほうが好きだわ」
「そっか。メイゼルちゃんはそう思ってたんだ」


この本の自分の好き度は6くらいです。
円環少女(サークリットガール) 1  バベル再臨
円環少女(サークリットガール) 1   長谷敏司   角川スニーカー文庫

鬼門だった円環少女を読んでみた。(自分のもう一つの鬼門は撲殺天使ドクロちゃん)
何度も読もうとして放棄していたのだが、ついに読み通したよん!

内容は、データーベースから

"幾戦もの魔法世界から<地獄>と呼ばれ最も忌み嫌われた場所―地球。なぜなら、本来自然なはずの魔法現象を消滅させてしまう恐るべき力を、人類だけが持っているからだった。元の世界で犯した罪のため<地球>の堕とされた一人の少女魔導師・鴉木メイゼル。 彼女の受けた刑罰は、<地獄>で敵対魔導師100人を倒すこと―。 <円環大系>の使い手が、誰もが成し得たことの無い過酷な運命に立ち向かう!灼熱のウィザーズバトル開幕!"

というもので、いかにもおどろおどろしい設定なんだけど、
究極的には、ラブコメなんだと自分は思う。

多い登場人物。濃い設定。しつこいバトル。
嵌ればこれは堪らないのだろうけど、
自分の関心は、メイゼルちゃんときずなちゃんに釘づけだったね。
何やら頭上で、いろんな物が飛び交っているみたいだけど、ささいなことに思ってしまったりして


ここでも少し抜き出してみると

・人間、弱みを見せたら転落するだけです。

この言葉を小学生が言うと凄みがあるね


・「お誕生日の贈り物は、わたしの一番よろこぶものはなにか、せんせが必死で考えるから意味があるのよ。」

・「メイゼルに、自分の生き方を探してほしいんだ。そのために、恥ずかしくないよう精一杯に、俺はちゃんとしなくちゃいけない。」

仁とメイゼルは相思相愛なのかもね


・円環大系における魔法的空間転移は、魔法使い自身がここにいるという、それ自体閉じている現象を無理やり開き「そこにいるかもしれない」場所へと再結集させる。術者が存在したことのある場所へ、記憶が確かならどこへでも転移できるが、明確にイメージできないところへ地図頼りで移動はできない。

分かるような分からないような概念だね。


・さっきあたしに「おまえがいないと生きてけない」って告白したくせに! やっぱりおっぱいなの?

やっぱりおっぱいなんだ。


・来いよ。今日一日の戦いを嗤うやつに、正直、負ける気がしない

ううう、なんか恰好がいいぞ仁さん。


自分の好き度は、要素がありすぎる話でついていけないのだが、メイゼルちゃんが可愛いので7くらいかな。

魔法薬(ポーション)売りのマレア―千日カゲロウ
魔法薬(ポーション)売りのマレア  ヤマグチノボル  角川スニーカー文庫

まずデーターベースに書かれていることを転記してみると

とある世界のとある大陸。竜が引く小屋“竜車”で旅をする兄妹がいた。名はミソギとマレア。兄のミソギが大好きなマレアは、怪異を祓うことができる13歳の“魔法薬師”。あるとき立ち寄った村で、夜になると村全体が死者で溢れかえるという怪事件の調査を依頼されるが、そこには予想だにしない真相が―!?マレアの魔法薬でミソギの呪われた血が解き放たれるとき、驚きの真実が明らかに!新感覚ミステリアス・ロード・ファンタジー登場

とある
序章、三編の短編、「蛍」、牧羊犬」、「千日カゲロウ」、終章から成り立っている。

何故旅をしているのか、その解決はどうするのか、というのは解決せずに、これで打ち切りみたいだ。
面白い話なので、もっと書き継いでいったらいいのにね。

旅する兄妹。追ってくるのも、ちょっとおかしい兄妹。
齢300才を数える喋る黒猫。
出てくる者もおかしいのが多いわね。

ただ魔法薬を、原因を辿って調法するというのは、少しワンパターンだったかもね。
訪れる村人も、無知な人々ばかりで、助けるのも少女というのもワンパターンだったわね。
でも、自分は面白く読んだので満足。

自分の好き度も7くらいかな。
涼宮ハルヒの分裂
涼宮ハルヒの分裂 谷川流  角川スニーカー文庫

ネタばれがあるかも知れませんの、気になる人は読まないでください。
というか、何故分裂なのかということ自身ばらしたらいけないのかも。

ここでは、SOS団以外の集団が現れ、次巻の「涼宮ハルヒの驚愕」がそういた諸々の解決編になるらしいので、この巻は、謎をいろいろ提示した前編と捉えることができるね。

今日本で最も売れている文庫本の一つには、違いないわね。
自分が買ったのも、平積みになっていた最後の2冊目だったしね。
何でここまで売れるかは分からないが、やたら屁理屈が多く青っぽい小説であるのは確か。

最初書き始めた時は、作者はこんな展開になると思ってなかったに違いないね。
であるが、この巻でも満足度が高い出来だったと個人的には思う。

本文から抜き出してみると

・「わたしたちは、涼宮さんが現在所持している力は、もともと佐々木さんに宿るはずのものだったと確信しています。何らかの事情で間違った人になったの。だから、それを元通りに直したい。そのほうがきっと、世界はいい方向に動きます。」

この橘さんの発言で、この巻のほとんどが分かるね。

・「言っとくけど、わたしは笑いには厳しいからね。ますシモネタとものまねは問答無用に却下。とにかく何か極端なことして笑いを取ろうとするのは全部ダメ。トークで勝負しなさい、フリートークで。思うんだけどね、そもそも人が笑う仕組みというのはー」

SOS団に入るのは、難しいみたい。

自分のこの本の好き度は、7くらいかな。ハルヒさんのちょっと可愛い側面が見られたのは良かったね。
世間も7くらいなのかな。自分には、よく分からないね。
明らかに、とってつけたような話なんだけど、そうれを言ってしまえばこのシリーズ、一巻以外全てそうだもんね。
建て増し建て増しばかりで、これだけ話を引っ張ることができ、面白い話になっているのは、不思議だよね。
そしてこのシリーズが大売れするのだから、どうなっているのかね
ストライクウィッチーズ
ストライクウィッチーズ 著ヤマグチノボル 原作島田フミカネ&Projekt Kagonish

ネタばれがあるので気になる人は読まないでね。

副題が「スオムスいらん子中隊がんばる」とある内容を端的に表現している。

内容はパラレルワールドの地球の話で、謎の侵略者ネウロイによって各国は危機に陥った。特にカールスランド(ドイツと思われる。)は激戦だった。そこに派遣されることを望んだ扶桑皇国(日本と思われる。)穴拭智子は親友の加藤武子によって、その独断行動ばかりする性向から危険と思われ、戦闘が余りないと思われたスオムス(フィンランドと思われる。)に派遣されることになった。派遣されたスオムスには、各国から派遣されたいらん子たちの吹き溜まりだった。智子はその現状を良しとせず、単独で戦闘をするようになる。しかしネウロイの大型武器の前では、そんな個人の努力ではなんともできないのだった。果たしてどうする。

結論は伏せたが、どうなるかは分かるわね

物語のツボと流れ、特徴のあるキャラクターの配置。そういうものを踏まえた安定した話だね。
だから、最後はどうなるのかも分かってしまうのは、欠点なのかもね。

同じ、ヤマグチノボルさんの以前の作「つっぱれ有栖川」は相撲の話だったけど、よく似た読後の感想になるねえ
キワードは友情かな

続きがでたならまた読みたいとは思うね。
涼宮ハルヒの憤慨
涼宮ハルヒの憤慨  谷川流  角川スニーカー文庫

ちょっと前に出されたハルヒシリーズの新刊を読んだ。
ここから先ネタばれがあるからしれないので、気になる人は読まないでください。

この本はシリーズ八作目で、「編集長一直線」「ワンダリング・シャドウ」という二つの話が収められている。
「編集長」の方は、生徒会長の横槍で、SOS団が占拠している長門の属する文芸部が廃部されそうになる。そこで活動している証拠として文集を出す羽目になる。そこでハルヒは部員に、それぞれテーマに沿った文章の著作を命じたのだった。キョンはあろうことか恋愛小説を書かなければならなくなる。

「ワンダリング」の方は、クラスメイトの阪中さんから、阪中さんが飼犬のルソーと散歩の途中で幽霊を見たのでその探索を依頼される。早速その探査に出かけたSOS団。暫くするとルソーが病気になる。その原因は宇宙からのウィルスによる憑依だった。長門がキョンの飼猫のシャミセンを使って治療してやった。

自分の下手な要約では、何か分からないけど、ハルヒ的世界に馴染んでいない人には、理解しにくい話には違いないよね。

「編集長」の方は、実は生徒会長を影で操るのは古泉であり、目的はハルヒを退屈させないようにする為だったりする。
ここの見所は、キョンの中学生の春休みにデートをしてた美少女ミヨキチの存在に憤慨するハルヒの姿かな。
他、長門のよく分からないゴシックホラーと朝比奈さんのかわいらしいけど脈絡が無茶苦茶な童話を読めたのも楽しかったね。

「ワンダリン」では、久しぶりにシャミセンが活躍。

両編ともほのぼのした日常が描かれている(あくまでハルヒ的世界ではだけど)が、影でハルヒが平穏に過ごすのを快く思わない存在が暗示されている。
次回以降に何らかの動きがあるのかも
キョンもこの普通ではない日常に心地よさを感じてきているようになっているね。
果たして、このまま心地よさに安住するような話になるのか、それとも波瀾万丈の展開があるのか。

春先アニメ化されて人気沸騰したね。世間の注目が高いシリーズになったね。
嬉しいことだね。
涼宮ハルヒの憂鬱
涼宮ハルヒの憂鬱  谷川流  角川スニーカー文庫

ライトノベル史上屈指の名作で、この本を語らせたら言いたいことがたくさんある人が多いと思うので、迂闊なこと言うと、槍が降ってくるのと違うのかなと思ってビクビクしています。

この憂鬱は、漫画化、アニメ化もされているだろうから、ストーリーは知っている人が多いと思うけど、簡単に言えば、

涼宮ハルヒを中心に廻っていて、涼宮ハルヒがいらいらしたりすると忽ち地球は危機になるという世界が舞台で、涼宮ハルヒが退屈しのぎに、キョン、古泉、朝比奈みくる、長門有希らとともに、SOS団を結成して活躍する話といったところか。この憂鬱の最後でハルヒが、やけくそでこの世界を終わらせようとして、それに対して主人公であるキョンはどうするのか。結末は読んでね

この憂鬱で、ほとんどこのシリーズの話がかたがついてしまったので、この第一作読めば十分で、他の巻は、面白キャラクターが動くのを楽しむ小説なんだろうと思うね。

この小説は、涼宮、朝比奈、長門という強力な女性陣と、どこか頼りなげな主人公キョン、弁舌鮮やかだけど影が薄い古泉という地味な男性陣の対比は面白いね。

全ライトノベルの中でも、上位にくる人気者の女性陣3人は、それぞれ派閥ができるくらい熱い支持を受けているね。

自分は、長門派だね、何故長門かと言えば、まずおかしいからだね。この対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースは、パニくらず冷静に物事を処理して、この物語にその存在は奥行きを与えているね。まあ、活字世界ではふつふつと面白さを増すけど。これが、漫画、アニメになったら朝比奈さんの魅力には勝てないのかもしれないけどね。

このシリーズは、この第一作が一番面白いけど、その後もそれなりに面白いね。でも必ず一作から読まないといけないだろうね。